「言われていることに集中すること」
これが大事です。
「これでいいのかな〜」
「ほんとに催眠に入ってるのかな〜」
「外の音がやかましいな〜」
「あ、耳かゆい」
などなど、心がさまよってしまうと、催眠状態に入りにくいです。
そして、さまよいがちな方のほうが、「催眠って、なんだかスゴイんだろうな!!」と、期待度がとっても大きいみたいです…(^_^;)。
実はみなさん誰でも、一日に何度も催眠状態に出たり入ったりしているものなんです。
仕事や、趣味の作業に集中しているとき、はっと気がつくと時間がすごく経過していたり、
面白い映画や小説やマンガにのめり込んでいるとき、
ほかの雑念もなく、まわりの音も聞こえず、ただそのことに集中していますよね。
その状態へ、自分で入っていくんです。
セラピスト(DVD)が「あなたは、お部屋の壁の色が分かります」と言ったら、あなたは淡々と壁に注意を向ける。
「イスの背もたれを感じます」と言ったら、背中に意識を向ける。ああ、背もたれがあるなあ、という感じです。
もしも途中で、
「これでいいのかな〜」
「ほんとに催眠に入ってるのかな〜」
「外の音がやかましいな〜」
「あ、耳かゆい」
とか、思い始めたら、
「いまは催眠、催眠!」とこれまた淡々と、セラピストの声に注意を戻していってください。
何度でも。
催眠も、慣れればすっと入れるようになりますよ。
催眠状態になっても、外の音も聞こえるし、目を開けても持続できます。
コツのプリントを同封させていただいております。